- カテゴリ : 色々::日記
- 2016/06/18 (土) 21:21
イヤホン外したら、母が玄関先でお客さんと話してたのが下から聞こえた。
相手は男性。声を聞く限り、怪しいオッサンだ。
聴こえる限りちょっと話を聞いてみよう。
母「いや、うち本当に無いんですってば!」
……お金?お金の事か!?もしかして何かのセールスに引っかかってるの!?
オッサンからは、docomoがどうのと言ってたのが聞こえた。
あとLINEの着信音も聞こえた。母はガラケーでLINE入れてないからオッサンのに違いない。
あああ、しかも話の最中、母の事を「お姉さん」って呼んだ!どう見積もってもおばさんなのに。営業あるあると言っても過言ではない。
オッサン「ネックレスや指輪あるでしょ?見せて下さいよ」
母「金(きん)が欲しいのね?でもうち本当に何もありませんから」
えー!つまりこれって、何かを無理矢理購入とか契約とかさせられて、お金が足りないからアクセサリーで払えと!?
どうしよう……。もしかすると、アクセサリーを私の分まで搾り取られた挙句、猫も持ってかれちゃうかも。それどころか、勝手に家の中に押しかけられて、目ぼしい物全て取られたりして。嫌だー!!
しかも、しぶしぶ所持アクセサリーを玄関に持ってきて見せたらしく……もう何やってんだか!!
母「あーこれ値打ちがあるのですか。でもこれだけはちょっと……」
やすやすと引き渡さなくていいから!ダメ!ゼッタイ!
しばらくしてやっとオッサンが帰ってくれて、猫の安否を確かめてからさっきの怪しいオッサンが何者だったのか母に聞いてみた。
ちゃんとしたリサイクル会社の営業の人だったらしい。
今、金銀の価格が高騰してるから是非売って欲しかったんだって。
それで、この住宅街を一軒一軒営業に回ってるのだとか。
大変ですなぁ。こんな暑い時に。営業って、マンション一軒全滅はザラって聞くし。この住宅街でも100軒に1軒、話を聞いてくれる家すらあるのだろうか。
母は、リサイクルに出す物として1000円分の切手と、オッサンに冷えた飲み物を渡したのだそう。
しかしまぁ私の完全な勘違いでしたよ。まるでアンジャッシュのコントだ!
実際はリサイクル会社の営業さん、
私の思い込みでは怪しい販売や契約を持ち掛け、現金が足りないと指輪やネックレスで払わせようとする悪徳なオッサン