- カテゴリ : 感想::映画
- 2012/11/12 (月) 23:16
やっと観に行ってきた!
こんな微妙な日の微妙な時間だったけど客席には結構人集まってた。
パンフレット33ページの鳥飼誠一(小栗旬)の紹介ページのでっかい写真がヤバいくらいかっこよすぎ。
ファイナルだけあってとても充実した、濃厚で面白い内容だった。
青島無双とか真下さんのおバカっぷりとか小池君と鳥飼のダークサイドに堕ちた様子とか室井さんが神様になった所とか。見所満載。
この映画、それぞれの登場人物の描写が濃いので、踊る大捜査線を初めて見るって人には正直おすすめできないと思う。なるべく劇場版3、交渉人真下正義、できたら劇場版2くらいでも見ておいたほうが内容が分かるかも。
イルミネーションってiPhoneでも綺麗に撮るの難しいな。
7枚撮ったけど大半が失敗だった。
手前のサンタクロースは、一緒に座って写真撮影するエリア。
■踊る大捜査線FINAL感想(ネタバレ控えめ)
前半はギャクシーン多め、後半はシリアスで緊迫感のある捜査。
このメリハリとギャップがいいね。
からあげ屋のシーンは夢オチだと思って見てた。
犯人の「あ、あれは何だ!」に騙されるレベルの青島君&すみれさん&和久君。
湾岸署は相変わらずの湾岸小学校。真下さんはまるで王様に仕立て上げられてるだけみたいなヘタレ署長。なんだあの素人小学生レベルの習字は!
でもヘタレな真下さんいいよ真下さん。真下さんが映るたびにニヤニヤしてた。
ワンさんがミスで大量注文したビールをバカみたく必死で隠して、真下署長にバレた際には真下署長に責任転嫁して、終いには真下署長まで「隠して!」だって。
「あーあ。こんな事なら交渉課にいた頃のほうが楽しかったなぁ」って真下さんが言った時の青島君達の「がんばれがんばれ署長」コールにすっかり乗っかってる真下さん面白い。
すみれ「青島君から事件取ったらただのガキ」
こらー!!それ言っちゃだめ!暗黙の周知の事実ってやつなんだから!
もう分かりきってる事なんだから!禁句!
今回の鳥飼は、前作では味方のようなポジションだったのに対し、今回は汚い上層部と共に事件の真実揉み消しに協力している様子。どうやらダークサイドのようだ。眼鏡からサングラスになったのは前作の目の怪我で左目が義眼になったからだとか(パンフレット参照)。
小池君がかつての上司である真下さんを嘲笑っていたり、マイクに向かって「あんたが捜査を打ち切ったからだ!」と怒鳴ったり、「馬鹿な上司のせいで」と言ったりしていた謎が発覚。
6年前の少女誘拐事件で交渉課時代の真下さんは上の命令に従い捜査を打ち切ったせいで誘拐された少女は殺害されてしまった。
その時の見せしめとして当時一緒にいた久瀬によって真下さんの息子が誘拐されてしまった!
ここから青島君シリアスモード!くるぞくるぞくるぞ青島無双!
室井さんの指揮の下、捜査開始!
ショータイムだ!シャバドゥビタッチアオシマー
走る!走る!走る!犯人を追い求め、青島君、ひたすら走る!走る大捜査線!
44歳にしてこの体力、マジパネェ。
ここで室井さんの名言が生まれた。「バナナだ」
現場に着いて和久君と合流、そしてバナナ倉庫でついに真下さんの息子&犯人の久瀬を発見!
久瀬を演じてるのはSMAPの香取慎吾。復讐に燃えた表情などはハッキリとは映らず、「これが正義だ」と「黙れ」と二言しか台詞がなかったけど存在感抜群だった。6年前の事件に使われたのと同じ拳銃で発砲。こええぇぇ。
復讐の何がいけないって、復讐なんてしたらやってる事が犯人と同じ事になるからだよ!青島君も言ってたけどさ。
バナナ倉庫にいきなりバスが突っ込んできてバナナ倉庫崩壊。それに合わせて久瀬は取り押さえられ逮捕。
そのバスに乗っていたのは辞表を出して警察を辞めたばかりのすみれさん。なんて無茶な!
散乱したバナナの中ですみれさんが青島君に抱き着く様子を目撃して気まずい思いをする和久君。バナナだらけの中でというのがシュールである。
息子さんと無事再会を果たし、電話で雪乃さんと話したりして素敵な微笑ましい真下ファミリー。
シリーズ恒例の室井語(秋田弁)出てきましたなー。今回も意味が理解できなかった。
あと、室井さんがカッコイイ事言って最後に「なんてな」って言ってBGM止まったのウケた。
室井さんは神様です。なんと汚い上層部の不祥事や揉み消しがが漏れて、面々全員一気に辞職。ざまーみろー。そして室井さんがトップに立った!
ついに室井さんが本当の神様になったね!最後には劇場版2に出た沖田女王様も登場。
そういえば鳥飼はどうなったんだろう?
どちらにしろこれで最後!本当の最後!有終の美を飾ってくれてありがとう。
エンディングロールの真下一家の写真が幸せそうで良かった。